ナミブ砂漠最大の砂丘、Dune45
多肉植物の故郷、ナミビアを訪れた時のお話です。
南アフリカから国境を越え20時間弱。ナミビアの首都ウィントフックへ到着します。
ナミビアの首都、ウィントフック(Windhoek)は洗練された都会の街で、とてもアフリカ大陸にいるとは思えない発展ぶりでした。
街なかの道路もきっちり整備され、街の雰囲気や観光案内所のパンフレットに至るまでどこかお洒落な雰囲気が、、、
なんでもナミビアはダイヤモンドの輸出で栄えているらしく、アフリカの中でも裕福な国のようです。
お札のデザインは動物
ウィントフックでは数日間レンタカーを借り、各地を廻ることにしました。
立ち入りが制限されている区域への入域許可書(パーミッション)を取得してウィントフックを出発します。
街を出てしばらく走るとこの風景
荒野をひたすら走っていると、小さな崖に素晴らしいシルエットの植物が。
quiver tree(キバーツリー)こと、Aloe dichotoma
かなりの年数が経っていると思われる古木で、自生地の厳しい環境で生きる姿は温室や植物園では味わえない神々しいほどの雰囲気を持っています。
近寄って観察してみました。
表皮が紙のように剥がれる
下から見上げても素晴らしい
その傍らには Euphorbia virosa(矢毒キリン)の大株が
ウィントフックから北に向かってひたすら走ります。
モーテルの庭先でオブジェと化したヴィンテージカーと団扇サボテン
周りの風景が荒野から砂漠になってきたころ、最初の目的地であるDune45へ到着。
時刻は夕方になっていたためか、元々オレンジがかった色の砂がさらに鮮やかなアプリコットカラーへとなっていました。
世界最古の砂漠と言われるナミブ砂漠の象徴 “Dune45“
この日は道に迷いながらも真夜中にキャンプサイトに到着し、翌日はさらに砂漠の深部へと進みます。