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今日は isla del pescado の所有株の中でも有数の珍品、Pachypodium lamerei cv. 'spiralis' を紹介します。
パキポディウムの入門種と言えば、'Pachypodium lamerei'(パキポディウム・ラメレイ)が有名ですね。
丈夫で形も面白く、成長も早いのでパキポディウムの中で最も普及しているのではないでしょうか?
今日ご紹介する パキポディウム・ラメレイ cv. “スピラリス” は、そんなラメレイの実生株の中から数千〜数万分の1の確率で産まれた突然変異個体なんです。
こんな形のパキポディウムを見た事がありますか?
このような突然変異個体は偶然生まれてもうまく育たず、子株のうちに枯れてしまうことが多いのですが、この株は運良く元気に育つことができました。
明るく撮っていますが、もっと浅黒い肌をしています
螺旋を描くようにツイストしたトゲや、黒光りした肌、生長点付近から旺盛に分岐する株姿など、どこをとってもラメレイには見えません。
葉も肉厚でブリっとしていて、なんとも言えない不思議な印象を持ちます。
ここにきて分頭し始めました
右が普通のラメレイ、、、同じ種には見えません
アップで見てもこれだけ違います
私たちも初めてこの株(もっと小さい株でしたが)を見たときは、アローディアや花キリン系のユーフォルビアの新種かと思ったほどです。
たまにはこういう isla del pescado でしか買えない、究極の珍品も販売しています。
オンラインショップで期間限定一株かぎり販売していますので、ご興味のある方はこの機会にどうぞ。