梅雨らしくない好天気が続いた今日このごろ。
パキポディウムの中でも見事な花を咲かせる二株に真っ赤な花が咲きました。
毎年この花を楽しみに6月を迎えています!
まず1つ目は' Pachypodium baronii ' (パキポディウム・バロニー)。
マダガスカル北西部が原産の希少なパキポディウムです。
真夏の成長期には水をた〜っぷりと与えると、休眠期にしぼんでいた幹部がどんどん肥大化し、ぷっくりと膨らんだトックリ型へと成長します。
今年は例年よりも多くの蕾をつけました!
緑色が艶やかで肉厚、さらには超大型の葉っぱをつけるところもバロニーの魅力。
毎年春になるとにょきにょきと葉っぱを成長させ、春の訪れを教えてくれます。
誰もが目を惹く深紅の花を咲かせます。
こちらもマダガスカルが原産のパキポディウムで、バロニーの変種とされています。
共通する特徴と言えばやはりその花!
数あるパキポディウムの中でも赤い花を咲かせるのは、このウィンゾリーと基本種のバロニーのみです。
何度見ても惚れ惚れとしてしまう二株の花ですが、ふたつ並べるとその違いがよくわかります。
左 ' Pachypodium baroni var. windsorii '
右 ' Pachypodium baroni '
バロニーの花はウィンゾリーに比べると花びらにヒダが多く強く波打った形状をしています。それに対し、ウィンゾリーは綺麗な曲線の花びらです。
これだけでも違いはバッチリ。
株自体の形状なんかも違いは色々とあるのですが、その辺は割愛。HPをご覧ください。
ご自身で育ててみると、さらによ〜くわかりますよ。
画になる二株