身を切るような寒さのこの季節に暖かい温室内で作業していると、温室の片隅でEuphorbia turbiniformis(ユーフォルビア・ツルビニフォルミス)がひっそりと開花していました。
このつるりとした表皮に入った万華鏡のような模様が特徴のユーフォルビアは、難物として有名なソマリア産の希少種です。
以前から小さな蕾を出すことはありましたが、そのまま萎えてしまうことが多かったのです、、、
しかし今回は綺麗に開花したのでご紹介します。
貴重な自根株も見事に開花
よく見ると滋味のある美しい花
極小台付き株も開花中
よく見ると美しいサイアチア(cyathia:杯状花序)
数年以上育てている自根株も綺麗に開花したということは、根がある程度張って活着し、株も充実してきたということなので喜びもひとしお。
幸いにもE.turbiniformisは雌雄同体で、開花した株たちも出所がそれぞれ異なるために受粉可能と思われます。
うまく受粉した際には、ぜひとも実生に挑戦してみるつもりです。